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争いの絶えない時代に、この国や人々の為に命がけで活動された弁慶様や、弟子たちのお話です。
今のような平和な時代とは違い、当時の人々の「命がけ」の覚悟や信念が伝わる素晴らしい作品です。
弁慶様は権力者とは反対の立場が多く、命を狙われながらも理想を目指して活動される姿には感動します。
また、その弟子たちも弁慶様の為なら命をかけて戦う、師匠と弟子の関係や信仰心は、今の時代の人々には考えられないほど深く、感動します。
一般的な弁慶様のイメージは、大柄の男性で、顔も怖く、強い軍師というイメージだと思いますが、
本当の弁慶様は、霊的修行の達人で、修行者です。
でも人々の為に、理想の国にする為に、権力者と争う事になってしまいます。
この本は、霊魂によって書かれているので、今の歴史には載っていない、本当の弁慶様の姿を知る事が出来ます。
もしも、弁慶様の理想通りの国になっていれば、今のような世の中にはなっていなかったかも知れません。
人々は物欲や名誉にしか興味が無く、限りのある物や、お金、権力を求めて常に争っています。
誰も神様を信じず、信じる人でも物欲しか求めません。
いずれ、あの世に行く人間たちなのに、あの世での生活や、あの世での幸せを誰も求めません。
もしも人々が神様を信じ、物欲だけでなく、あの世の幸福を求めるような国になっていれば、今のような世の中にはなっていないと思います。
目次
プロローグ
第一章 師弟の章
1 出会い
2 真剣勝負
3 旅
4 同志を求めて
5 兄弟の出会い
第二章 合戦の章
1 戦いの始まり
2 合戦の勝利
3 真の三種の神器はどこに
4 戦略
5 藤本家の悩み
第三章 戦略の章
1 藤本家の決断
2 失敗
3 覚悟
4 決戦
5 剣
第四章 対決の章
1 残った者達
2 殿はどこに
3 真の天皇とは
4 久々の対面
5 禊法の奥義
6 霊的な神器
エピローグ
あとがき